高崎市議会 > 2020-03-18 >
令和 2年  3月 定例会(第1回)−03月18日-付録
令和 2年  3月 定例会(第1回)-03月18日-08号

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  1. 高崎市議会 2020-03-18
    令和 2年  3月 定例会(第1回)-03月18日-08号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 2年  3月 定例会(第1回)-03月18日-08号令和 2年  3月 定例会(第1回)   令和2年第1回高崎市議会定例会会議録(第8日)   ────────────────────────────────────────────                                   令和2年3月18日(水曜日)   ────────────────────────────────────────────                  議 事 日 程 (第8号)                                  令和2年3月18日午後1時開議 第 1 議案第 3 号 財産の取得について(小学校教師用指導書)     議案第 4 号 高崎市印鑑条例の一部改正について     議案第 5 号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について     議案第 6 号 高崎市自転車駐車場条例の一部改正について     議案第 7 号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について     議案第16号 包括外部監査契約の締結について     議案第17号 高崎市駐車場事業特別会計条例の廃止について     議案第18号 高崎市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について     議案第19号 高崎市幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第20号 高崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第21号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第22号 老人休養ホームゆうすげ設置及び管理に関する条例の廃止について
        議案第23号 高崎市旅館業法施行条例の一部改正について     議案第24号 高崎市公衆浴場法施行条例の一部改正について     議案第25号 高崎市食品衛生法施行条例の一部改正について     議案第26号 高崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正について     議案第27号 高崎市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について     議案第28号 高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について     議案第29号 高崎市建築基準法関係手数料条例の一部改正について     議案第30号 高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について     議案第31号 高崎市市街化調整区域における開発行為の許可の基準に関する条例の一部改正について     議案第32号 高崎市水道事業簡易水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について     議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算     議案第34号 令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算     議案第35号 令和2年度高崎市介護保険特別会計予算     議案第36号 令和2年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算     議案第37号 令和2年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算     議案第38号 令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算     議案第39号 令和2年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算     議案第40号 令和2年度高崎市土地取得事業特別会計予算     議案第41号 令和2年度高崎市水道事業会計予算     議案第42号 令和2年度高崎市公共下水道事業会計予算 第 2 請願第 1 号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書の採択について     請願第 2 号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求めることについて     請願第 3 号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて 第 3 報告第 2 号 専決処分の報告について 第 4 議案第43号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第9号) 第 5 議案第44号 高崎市副市長の選任同意について 第 6 議案第45号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について 第 7 議案第46号 人権擁護委員候補者の推薦について     議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦について 第 8 高崎市選挙管理委員及び補充員の選挙   ──────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 (議事日程に同じ)   ──────────────────────────────────────────── 出席議員(38人)      1番   大 河 原  吉  明  君      2番   青  木  和  也  君      3番   荒  木  征  二  君      4番   谷  川  留 美 子  君      5番   中  村  さ と 美  君      6番   三  井  暢  秀  君      7番   丸  山  芳  典  君      8番   樋  口  哲  郎  君      9番   伊  藤  敦  博  君     10番   中  島  輝  男  君     11番   清  水  明  夫  君     12番   後  藤     彰  君     13番   小  野  聡  子  君     14番   片  貝  喜 一 郎  君     15番   依  田  好  明  君     16番   新  保  克  佳  君     17番   時  田  裕  之  君     18番   林     恒  徳  君     19番   大  竹  隆  一  君     20番   根  岸  赴  夫  君     21番   堀  口     順  君     22番   飯  塚  邦  広  君     23番   渡  邊  幹  治  君     24番   逆 瀬 川  義  久  君     25番   長  壁  真  樹  君     26番   白  石  隆  夫  君     27番   丸  山     覚  君     28番   柄  沢  高  男  君     29番   松  本  賢  一  君     30番   石  川     徹  君     31番   後  閑  太  一  君     32番   後  閑  賢  二  君     33番   三  島  久 美 子  君     34番   高  橋  美 奈 雄  君     35番   丸  山  和  久  君     36番   柴  田  正  夫  君     37番   柴  田  和  正  君     38番   田  中  治  男  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   総務部長    曽  根  光  広  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   市民部長    小  泉  貴 代 子  君   福祉部長    吉  井     仁  君   福祉部子育て支援担当部長                                   星  野  守  弘  君   保健医療部長  新  井     修  君   環境部長    石  原  正  人  君   商工観光部長  松  本     伸  君   農政部長    真  下  信  芳  君   建設部長    宮  石     修  君   倉渕支所長   宮  下  好  史  君   箕郷支所長   岡  田  賢  司  君   群馬支所長   塚  越  好  博  君   新町支所長   松  本     淳  君   榛名支所長   太  田  直  樹  君   会計管理者   岸     一  之  君   教育長     飯  野  眞  幸  君   教育部長    小  見  幸  雄  君   教育部学校教育担当部長                                   熊  井  正  裕  君   選挙管理委員会事務局長(併任)         代表監査委員  田  口  幸  夫  君           曽  根  光  広  君   監査委員事務局長宮  下  明  子  君   上下水道事業管理者                                   新  井  俊  光  君   水道局長    福  島  克  明  君   下水道局長   松  田  隆  克  君   消防局長    井  草  明  仁  君   管理課長    小 野 澤  俊  彦  君   文化財保護課長 角  田  真  也  君   一般廃棄物対策課長                                   塚  越  直  樹  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    佐  藤     勉   議事課長    村  上  正  和      議事課議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主査   浅  原  良  太      議事課主任主事 清  水  達  哉   ──────────────────────────────────────────── △開議  午後 1時00分開議 ○議長(松本賢一君) これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議席に配付いたしました議事日程(第8号)に基づき議事を進めます。   ──────────────────────────────────────────── △日程第1 議案第 3号 財産の取得について(小学校教師用指導書)       議案第 4号 高崎市印鑑条例の一部改正について       議案第 5号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について       議案第 6号 高崎市自転車駐車場条例の一部改正について       議案第 7号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について       議案第16号 包括外部監査契約の締結について       議案第17号 高崎市駐車場事業特別会計条例の廃止について       議案第18号 高崎市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について       議案第19号 高崎市幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
          議案第20号 高崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第21号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第22号 老人休養ホームゆうすげ設置及び管理に関する条例の廃止について       議案第23号 高崎市旅館業法施行条例の一部改正について       議案第24号 高崎市公衆浴場法施行条例の一部改正について       議案第25号 高崎市食品衛生法施行条例の一部改正について       議案第26号 高崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正について       議案第27号 高崎市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について       議案第28号 高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について       議案第29号 高崎市建築基準法関係手数料条例の一部改正について       議案第30号 高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について       議案第31号 高崎市市街化調整区域における開発行為の許可の基準に関する条例の一部改正について       議案第32号 高崎市水道事業簡易水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について       議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算       議案第34号 令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算       議案第35号 令和2年度高崎市介護保険特別会計予算       議案第36号 令和2年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算       議案第37号 令和2年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算       議案第38号 令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算       議案第39号 令和2年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算       議案第40号 令和2年度高崎市土地取得事業特別会計予算       議案第41号 令和2年度高崎市水道事業会計予算       議案第42号 令和2年度高崎市公共下水道事業会計予算 ○議長(松本賢一君) 日程第1、議案第3号 財産の取得について(小学校教師用指導書)から議案第7号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について及び議案第16号 包括外部監査契約の締結についてから議案第42号 令和2年度高崎市公共下水道事業会計予算、以上32議案を一括して議題といたします。  本案は、去る2月25日及び27日に総務、教育福祉、市民経済、建設水道の各常任委員会及び環境施設建設特別委員会都市集客施設整備特別委員会にそれぞれ付託いたしました。このほど審査を終了し、各委員長から審査報告書が提出されましたので、報告を求めます。   ────────────────────────────────────────────                                        令和2年3月18日   高崎市議会議長  松 本 賢 一 様                       総務常任委員会委員長       大 竹 隆 一                       教育福祉常任委員会委員長     中 島 輝 男                       市民経済常任委員会委員長     清 水 明 夫                       建設水道常任委員会委員長     後 藤   彰                       環境施設建設特別委員会委員長   丸 山 和 久                       都市集客施設整備特別委員会委員長 柴 田 和 正      委員会の審査報告書   令和2年2月25日及び27日に委員会付託された下記事件を審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第109条の規定により報告します。                         記   議案第 3 号 財産の取得について(小学校教師用指導書)   議案第 4 号 高崎市印鑑条例の一部改正について   議案第 5 号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について   議案第 6 号 高崎市自転車駐車場条例の一部改正について   議案第 7 号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について   議案第16号 包括外部監査契約の締結について   議案第17号 高崎市駐車場事業特別会計条例の廃止について   議案第18号 高崎市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について   議案第19号 高崎市幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第20号 高崎市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第21号 高崎市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について   議案第22号 老人休養ホームゆうすげ設置及び管理に関する条例の廃止について   議案第23号 高崎市旅館業法施行条例の一部改正について   議案第24号 高崎市公衆浴場法施行条例の一部改正について   議案第25号 高崎市食品衛生法施行条例の一部改正について   議案第26号 高崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正について   議案第27号 高崎市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について   議案第28号 高崎市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について   議案第29号 高崎市建築基準法関係手数料条例の一部改正について   議案第30号 高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部改正について   議案第31号 高崎市市街化調整区域における開発行為の許可の基準に関する条例の一部改正について   議案第32号 高崎市水道事業簡易水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について   議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算   議案第34号 令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算   議案第35号 令和2年度高崎市介護保険特別会計予算   議案第36号 令和2年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算   議案第37号 令和2年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算   議案第38号 令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算   議案第39号 令和2年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算   議案第40号 令和2年度高崎市土地取得事業特別会計予算   議案第41号 令和2年度高崎市水道事業会計予算   議案第42号 令和2年度高崎市公共下水道事業会計予算         ───────────────────────────────                  付託議案の委員会審査結果 〇 総務常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 5 号 │高崎体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部│ 全会一致│        │改正について                           │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第16号 │包括外部監査契約の締結について                  │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │令和2年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第36号 │令和2年度高崎市牛伏ドリームセンター事業特別会計予算       │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第40号 │令和2年度高崎市土地取得事業特別会計予算             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 教育福祉常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 3 号 │財産の取得について(小学校教師用指導書)             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤
    │ 議案第18号 │高崎無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定に│ 全会一致│        │ついて                              │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第19号 │高崎幼保連携型認定こども園の学級の編成、職員、設備及び運営に関す│ 全会一致│        │る基準を定める条例の一部改正について               │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第20号 │高崎放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例│ 全会一致│        │の一部改正について                        │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第21号 │高崎児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正│ 全会一致│        │について                             │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第22号 │老人休養ホームゆうすげ設置及び管理に関する条例の廃止について   │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第23号 │高崎旅館業法施行条例の一部改正について             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第24号 │高崎公衆浴場法施行条例の一部改正について            │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第25号 │高崎食品衛生法施行条例の一部改正について            │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第26号 │高崎市動物の愛護及び管理に関する条例の一部改正について      │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │令和2年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第34号 │令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)     │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第35号 │令和2年度高崎市介護保険特別会計予算               │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第37号 │令和2年度高崎市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算     │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第38号 │令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)      │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 市民経済常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 4 号 │高崎印鑑条例の一部改正について                 │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 6 号 │高崎自転車駐車場条例の一部改正について             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第27号 │高崎市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正について  │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │令和2年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第34号 │令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算(所管部分)     │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第38号 │令和2年度高崎市後期高齢者医療特別会計予算(所管部分)      │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第39号 │令和2年度高崎市農業集落排水事業特別会計予算           │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 建設水道常任委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 7 号 │高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について    │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第17号 │高崎駐車場事業特別会計条例の廃止について            │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第28号 │高崎市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について    │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第29号 │高崎建築基準法関係手数料条例の一部改正について         │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第30号 │高崎市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の│ 全会一致│        │一部改正について                         │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第31号 │高崎市街化調整区域における開発行為の許可の基準に関する条例の一部│ 全会一致│        │改正について                           │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第32号 │高崎水道事業簡易水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例│ 全会一致│        │の一部改正について                        │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │令和2年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第41号 │令和2年度高崎市水道事業会計予算                 │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第42号 │令和2年度高崎市公共下水道事業会計予算              │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │
    └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 環境施設建設特別委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │令和2年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘ 〇 都市集客施設整備特別委員会 ┌────────┬─────────────────────────────────┬─────┐ │ 議 案 番 号  │       件                 名       │ 審査結果 │ ├────────┼─────────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │令和2年度高崎市一般会計予算(所管部分)             │ 全会一致│        │                                 │ 可  決 │ └────────┴─────────────────────────────────┴─────┘         ───────────────────────────────                  (総務常任委員会委員長 大竹隆一君登壇) ◎総務常任委員会委員長(大竹隆一君) それでは、総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第5号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についてほか4議案については、去る2月25日及び27日の本会議において本委員会に付託され、3月9日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第5号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についてでは、会議室と大会運営室の概要について質疑があり、会議室はクラブハウスの2階に設置してあり、可動間仕切りで仕切ることにより会議室として機能するものである。また、大会運営室は、コート内の観覧席があるところに設置しているとの答弁がありました。  議案第16号 包括外部監査契約の締結についてでは、どのような基準で公認会計士を選定したのかとの質疑があり、高崎市内に住所または事務所をお持ちの公認会計士で、経験豊かな方に依頼をしたとの答弁がありました。  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳入1款市税では、市民税個人の均等割の算出根拠について質疑があり、均等割の納税義務者数については、今年度の決算見込みの納税義務者数を基に、厚生労働省の勤労統計調査及び総務省の労働力調査の伸長率等を参考にして求めているとの答弁がありました。  2款地方譲与税では、森林環境譲与税はどのように活用されるのかとの質疑があり、新年度は約5,670万円を見込んでいる。約300万円は森林の所有者の調査に活用して、残りの約5,300万円については森林環境基金に積み立て、今後検討していくとの答弁がありました。  15款使用料及び手数料1項使用料では、くらぶち英語村の新年度の利用について、どのような計画になっているのかとの質疑があり、利用者数については、通年コース、短期コース、週末コースの合計で今年度は380人であるが、新年度も同程度と見込んでいる。予算額については、消費税の引上げに伴い利用料を改定したため、増加となっているとの答弁がありました。  歳出2款総務費1項総務管理費では、コンプライアンス室の設置目的と経費の内容について質疑があり、コンプライアンス室は職員が事務を公正に実施していくため、法令上の解釈に疑問が生じたときに助言をしたり、出資団体または委託先団体等の法令遵守の推進などに取り組むため設置した。予算については、法令遵守の意識啓発に向けた職員研修等の開催経費や、訴訟事案等について弁護士の法律相談が必要となった際の委託料、そのほか事務的な管理経費を計上しているとの答弁がありました。  また、SNS等を用いた移住定住促進事業委託料が今年度の半分の額になっている理由について質疑があり、事業としては2年目となり、今年度検討した取組などを踏まえて継続していくに当たり、予算の圧縮に努めたとの答弁がありました。  2項文化スポーツ振興費では、タカサキダンスフェスティバルの内容について質疑があり、タカサキダンスフェスティバルは、平成21年度に前橋・高崎文化連携事業の高崎市民ダンスコンテストとして始まり、合同で5回開催し、平成26年度からはタカサキダンスフェスティバルとして高崎市独自の開催をしているイベントであるとの答弁がありました。  また、船越義珍杯世界空手道選手権大会開催補助金の内容について質疑があり、日本空手協会が主催する空手の世界大会であり、今年の10月23日から25日に高崎アリーナで開催される予定である。今回で15回目の開催となるが、これまではアメリカ、フランスなどで開催され、日本では東京、大阪で開催されているが、それ以外の都市での開催は本市が初めてであるとの答弁がありました。  9款消防費では、災害対策車管理運用委託料について、災害対策車は直営で管理運用したほうが災害時に対応しやすいのではないかとの質疑があり、特殊車両であるため、災害時には機械の操作や現場での安全管理などいろいろな業務があり、1台当たり7人の作業員が必要である。そのため、3台を同時に運行する場合であれば20人以上、また作業が長期化する場合などは、またそれ以上の人員を確保する必要がある。また、管理経費や日々の点検業務も併せて総合的な判断として業務委託としたものであるとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第5号、議案第16号、議案第33号の所管部分、議案第36号及び議案第40号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (教育福祉常任委員会委員長 中島輝男君登壇) ◎教育福祉常任委員会委員長(中島輝男君) それでは、教育福祉常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第3号 財産の取得についてほか14議案については、去る2月25日及び27日の本会議において本委員会に付託され、3月10日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第3号 財産の取得について(小学校教師用指導書)では、競争入札ではなく随意契約とする理由について質疑があり、教師用指導書は、発行者が各都道府県の教科書特約供給公社と契約を結び、各学校への供給を行っており、群馬県内の教科書特約供給公社は1社のため、随意契約としているとの答弁がありました。  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳入16款国庫補助金1項国庫負担金では、障害者医療費の区分とその対象者数について質疑があり、新年度は更生医療費が261人、育成医療費が92人、療養介護医療費が58人と見込んでいる。なお、歳出は総額4億2,527万7,000円を見込んでおり、国の負担分は2分の1となるので、2億1,263万8,000円を歳入として計上したとの答弁がありました。  歳出3款民生費1項社会福祉費では、社会福祉施設等施設整備費補助金の内容について質疑があり、この補助金は障害者施設の創設や改築、増築等の整備費の一部を補助するもので、補助基準額に対し国が3分の2、市が3分の1を補助する。新年度は、はんな・さわらび療育園が老朽化に伴い、移転、建て直しを行うため、補助するものであるとの答弁がありました。  2項児童福祉費では、児童相談所設置検討委員会の委員と設置関連調査委託料の内容について質疑があり、委員は児童相談所の設置検討に当たり意見やアドバイスをいただける方、児童福祉について知識や関わりのある方を中心に人選したいと考えている。調査委託料は、今後児童相談所や一時保護所の施設整備を検討していく中で必要となる調査などの関連経費について計上したものであるとの答弁がありました。  また、高等職業訓練促進給付金が増額となっている理由について質疑があり、今年度の改正により、支給期間が最大3年から最大4年に延長されたこと、また最終学年の12か月について4万円追加支給することになったためであるとの答弁がありました。  3項高齢者福祉費では、おとしよりぐるりんタクシー位置情報確認システムの内容とスマートフォン等を使わない方への対応について質疑があり、GPSを用いて地図上にタクシーの現在位置をリアルタイムで表示するシステムを予定しており、スマートフォン等で確認できるようにし、乗車可能な人数や車椅子乗車の可否も併せて表示することで利用者の利便性向上につなげたいと考えている。また、スマートフォンを利用できない高齢者のことも考慮し、運行地域の各支所に問い合わせると職員がそのシステムを確認し、あと何分程度で到着するかを案内するなどの対応もしたいと考えているとの答弁がありました。  4款衛生費1項保健衛生費では、小児慢性特定疾病児童等特別助成扶助費の対象者と内容について質疑があり、小児慢性特定疾病の重症患者認定を受けている、または人工呼吸器装着認定を受けている子どもとその家族が対象である。助成内容は、テーマパークなどの入場料金や施設の駐車料金、新幹線の乗車料金などのほか、介護タクシーの利用料金や医療スタッフの同行費用も助成する。助成額は、1年度につき10万円までで、上限までは複数回の申請が可能であるとの答弁がありました。  10款教育費1項教育総務費では、ネット見守りサポーター事業の委託先と内容について質疑があり、ぐんま子どもセーフネット活動委員会に委託しており、ネット上の書き込みの中から問題のあるものを調べ、書き込んだ児童・生徒の在籍する学校等へ情報提供を行い、トラブルの未然防止、問題の早期発見、早期解決に役立てているとの答弁がありました。  8項保健体育費では、中学校部活動指導協力者報償金の実績と今後の見込みについて質疑があり、現在社会人40名、学生5名の45名を配置している。新年度は、学校の多様なニーズに応じるため、65名の配置を予定しているとの答弁がありました。  また、給食室空調設備設置工事の予定について質疑があり、夏休み期間中に小学校2校と中学校1校の工事を行う予定であるとの答弁がありました。  議案第35号 令和2年度高崎市介護保険特別会計予算では、高齢者人口や地域の実情に合わせて高齢者あんしんセンターの人員体制を充実させるということだが、どのような形で充実するのかとの質疑があり、所管する地域の高齢者人口に基づいて定められている配置人員について、現状は高齢者人口が3,000人を超え6,000人までは3人となっている。新年度は、これに加え、高齢者人口が3,000人から1,000人増すごとに職員を1人追加配置し、配置した場合はその人件費を加算し、既に加配されている1人と合わせることで支援体制の強化を図るものであるとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第3号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第33号の所管部分、議案第34号の所管部分、議案第35号、議案第37号及び議案第38号の所管部分は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (市民経済常任委員会委員長 清水明夫君登壇) ◎市民経済常任委員会委員長(清水明夫君) それでは、市民経済常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第4号 高崎市印鑑条例の一部改正についてほか6議案については、去る2月25日及び2月27日の本会議において本委員会に付託され、3月11日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第27号 高崎市浄化槽の保守点検業者の登録に関する条例の一部改正についてでは、条例改正を行った経緯について質疑があり、浄化槽法の改正に伴い、浄化槽管理士に研修の機会を確保するための改正である。近年の浄化槽は、従来に比べて構造等の高度化が進んでおり、維持管理について新たな知識や技術の習得が必要になってきたため、改正されたものであるとの答弁がありました。  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳出2款総務費1項総務管理費では、特殊詐欺対策電話装置等購入補助金の概要について質疑があり、新年度から振り込め詐欺などの被害を未然に防ぐため、特殊詐欺防止機能がついた電話装置等の購入費用の一部を助成する。事業の対象者は、高崎市に住民登録があり、その住所地に居住している70歳以上の人で、市税の滞納がない人である。対象の電話は、着信時に警告メッセージが流れ、通話内容が自動で録音できるもので、4月1日以降に購入したものである。助成金額は、購入費の2分の1で、上限を5,000円とし、500台分を予算計上したとの答弁がありました。  4款衛生費2項環境衛生費では、大気汚染常時監視測定機で測定する物質と測定機の設置場所について質疑があり、測定する物質は、大気汚染防止法に規定されている健康や生活環境への影響を生じるおそれのある6種類の大気汚染物質で、設置場所は並榎町、台新田町、下和田町、箕郷町生原、上里見町の5か所である。このうち並榎町にある二酸化硫黄測定機が設置から14年経過し、老朽化が進んでいるため、更新を行うとの答弁がありました。  3項清掃費では、高齢者等戸別ごみ回収委託料の内容について質疑があり、高齢者や子育て世帯等でごみ出しに困っている世帯を対象に、専用の軽ダンプで利用者宅を週1回戸別訪問し、無料でごみを回収する。令和2年4月から受付を開始し、市内を幾つかのブロックに分けて、9月から収集を開始する計画となっている。また、指定日にごみが出ていない場合には、収集員が声かけ等で安否確認を行うとの答弁がありました。  5款労働費では、労使会館の建て替え調査委託料に関する新年度の取組について質疑があり、労使会館は建築後40年が経過していることから、施設全体の老朽化が進んでおり、耐震診断の結果、補強や建て替えが必要とされている。そのため、新年度は建て替えに向けた調査に着手し、建築上の規制の確認、建物規模や配置の検討、全体的な構想やスケジュールなどを決めていきたいとの答弁がありました。  6款農林水産業費1項農業費では、第43回全国土地改良大会群馬大会開催負担金の内容について質疑があり、令和2年10月14日から16日にGメッセ群馬を会場として大会が行われる。大会には、土地改良区の関係者、国や県等の農業農村整備事業関係者など約4,000人が集まる。農業や農村の発展のため、農業農村整備事業の使命を再認識し、その重要性と役割を強く全国にアピールできる大会となっているとの答弁がありました。  7款商工費では、職場環境改善事業補助金の制度について質疑があり、市内の99.7%が中小企業であり、規模の小さい企業では生産設備以外に資金を回せないという声が多いことから、補助制度を新設した。従業員が快適な環境で働ける職場づくりを行う市内事業者を支援するもので、工場や事務所の空調設備や遮断熱塗装に対して補助率2分の1、上限500万円を補助する。この制度により、若い人たちに就職先として選んでもらえるような職場づくりを支援していくとの答弁がありました。  また、外国人誘客推進事業委託料の内容について質疑があり、発信力、影響力の高い海外旅行ブロガーや有名人を招き、本市に滞在している様子などをSNSや動画サイトで配信してもらうことで、海外からの誘客や訪日中の外国人旅行客の誘客促進につなげていくものであるとの答弁がありました。  議案第34号 令和2年度高崎市国民健康保険事業特別会計予算の所管部分、歳入では、収入歩合が少なく設定してある理由と設定率が異なる理由について質疑があり、医療給付費分などの3つの区分の収入歩合は、それぞれ過去3か年の収納率の平均を用いて設定しており、異なった数値となっている。また、平成30年度決算の収納率に比べると少し低く設定してあるが、これは被保険者数や所得の減少など不確定な部分があるため、収入不足とならないように考慮しているためであるとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第4号、議案第6号、議案第27号、議案第33号の所管部分、議案第34号の所管部分、議案第38号の所管部分及び議案第39号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (建設水道常任委員会委員長 後藤 彰君登壇) ◎建設水道常任委員会委員長(後藤彰君) それでは、建設水道常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第7号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正についてほか9議案については、去る2月25日及び27日の本会議において本委員会に付託され、3月12日午前10時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、議案第7号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正についてでは、条例改正の内容について質疑があり、平成31年4月に道路構造令において自転車通行帯が新たに規定されたことに伴い、本条例を改正するものである。改正の内容は、自動車と自転車の交通量の多い道路の車道左端に、自転車の通行を分離する幅員1.5メートル以上の自転車通行帯を、やむを得ない場合を除いて設けるものとする規定を追加するものであると答弁がありました。  議案第31号 高崎市市街化調整区域における開発行為の許可の基準に関する条例の一部改正についてでは、対象地域の開発許可の基準を緩和する目的について質疑があり、今回指定する区域の周辺は、地域の中心拠点として充実が図られ、今後も住宅や生活利便施設などの集積を一層進めていく地域と位置づけられている。指定区域における土地利用を推進するため、利便性の増加を図る区域や居住環境の整備を図る区域を指定し、地域の将来像に即した開発行為を許可できるようにすることが条例改正の目的であるとの答弁がありました。  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算の所管部分、歳入15款使用料及び手数料1項使用料では、公営住宅使用料が昨年度より減少している理由について質疑があり、家賃の算出時に住宅が建設されてからの経過年数等を考慮しているため、経年に伴って全体的に家賃が低くなっていることや世帯数の減少など、複数の要因があると思われるとの答弁がありました。  歳出8款土木費1項土木管理費では、河川クリーンアップパトロールの内容について質疑があり、倉渕地域の河川敷では川遊びやバーベキューをしている方が多く見られるが、中にはごみの片づけをせずに帰ってしまう人もいて、良好な景観を阻害する要因にもなっている。良好な河川景観を維持するために、地域住民の有償ボランティアによる河川のパトロールを春から秋にかけて実施するものであるとの答弁がありました。  また、大規模建築物耐震補強支援補助金の対象となる建築物について質疑があり、指定する高速道路、国道17号、18号及び354バイパス沿線において、建築物が道路側に倒れた場合に、道路を半分以上封鎖してしまう位置取りと高さの旧耐震基準の建築物が対象となるとの答弁がありました。  3項都市計画費では、新町駅エレベーター設置工事の進捗状況について質疑があり、昨年10月に工事に着手する予定であったが、台風19号の影響により延期となっていた。しかし、JR東日本管内の災害復旧工事にめどが立ったことから、3月にはエレベーター設置工事に着手できる見込みである。なお、完成時期については、当初の目標どおり令和3年6月を厳守したいとの答弁がありました。  また、旧高崎市民ゴルフ場跡地管理委託料の内容について質疑があり、3月末のゴルフ場の廃止に伴って、管理運営を行っていた新高崎リバーパークの指定管理も終了となるが、4月以降も芝を再利用するための管理をはじめ、除草や剪定等の維持管理を引き続き新高崎リバーパークにお願いしたいとの答弁がありました。  また、吉井中央公園(仮称)整備工事の進捗状況について質疑があり、今年度は野球施設の整備やグラウンドゴルフ場及び多目的広場の芝張り工事などの整備を行った。今後も引き続き防衛省の補助を活用しながら、多目的広場のある公園部分については、来年度の完成を目標に整備を進めたいとの答弁がありました。  議案第41号 令和2年度高崎市水道事業会計予算では、石綿管の布設替え工事の進捗状況と今後の見通しについて質疑があり、今年度は箕郷、群馬、榛名、吉井の各地域で合計約6キロメートルの布設替えを実施した。残りの延長は、合計約100.7キロメートルになる。なお、高崎地域と新町地域については、既に全ての石綿管を更新済みである。今後も漏水調査や修繕の結果等を踏まえながら、計画的かつ効率的に更新を行っていきたいとの答弁がありました。  議案第42号 令和2年度高崎市公共下水道事業会計予算では、下水道事業で行う雨水対策の内容と新年度の予定について質疑があり、雨水対策としての認可を受けた部分に幹線を入れる工事を行うものである。新年度は、高崎地域においては烏川左岸雨水8─8号幹線築造工事の第2工区と一貫堀川雨水6号幹線築造工事の第4工区、新町地域において烏川雨水3号幹線築造工事の合計3か所の工事を予定しているとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第7号、議案第17号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号の所管部分、議案第41号及び議案第42号は、起立採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (環境施設建設特別委員会委員長 丸山和久君登壇) ◎環境施設建設特別委員会委員長(丸山和久君) それでは、環境施設建設特別委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算の所管部分については、去る2月27日の本会議において本委員会に付託され、3月9日午後3時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、一般会計、歳出4款衛生費3項清掃費では、現在行っている土木建築設計が完了する時期について質疑があり、6月頃にまとまる予定である。設計が終わり次第、工事の工程や施設の概要を示していきたいとの答弁がありました。  また、設計の中に見学コースや学習スペースは入っているのかとの質疑があり、環境学習のスペースは建屋に入っており、プラント設備の中にも一部入っているとの答弁がありました。  さらに、新しいクリーンセンターが完成する時期について質疑があり、工期を1年延長して令和5年度中になる見込みであるとの答弁がありました。  また、資金計画はどのように考えているのかとの質疑があり、国の交付金制度のほか、起債や基金を活用しながら計画的に事業を進めている。事業費の内訳として、現時点では国からの交付金が約35%、起債や基金等が約55%、一般財源が10%と想定しているとの答弁がありました。  さらに、工事の安全対策について質疑があり、地元の代表者の方々に建設事業について年に数回報告するとともに、意見交換の場を設けており、これまでに20回以上行っている。今後は、工事内容などを説明する機会を設け、地元の理解を得ながら進めたいとの答弁がありました。  また、温水プールを含めた余熱利用の考えについて質疑があり、温水プールの整備は地元の要望として取り上げている。新しいクリーンセンターの完成後に現在のクリーンセンターを解体して、その跡地に整備する予定がある。地元と相談しながら進めたいとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第33号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (都市集客施設整備特別委員会委員長 柴田和正君登壇) ◎都市集客施設整備特別委員会委員長(柴田和正君) それでは、都市集客施設整備特別委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第33号 令和2年度高崎市一般会計予算の所管分については、去る2月27日の本会議において本委員会に付託され、3月10日午後3時から審査を行いました。  質疑・答弁の主な内容ですが、一般会計、歳入16款国庫支出金2項国庫補助金では、社会資本整備総合交付金のうち、都市集客施設の整備に関わる金額について質疑があり、栄町地区の再開発事業について3億1,800万円を見込んでいるとの答弁がありました。  歳出2款総務費2項文化スポーツ振興費では、高崎芸術劇場の指定管理料の金額について質疑があり、劇場の運営経費約16億1,000万円から指定管理者の収入3億5,000万円を差し引いた、約12億6,000万円を指定管理料として計上しているとの答弁がありました。  8款土木費3項都市計画費では、高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業の予算額が増額になっている理由について質疑があり、昨年度に実施した一般業務代行選定のプロポーザルの提案により施設の計画が変更され、事業費の見直しを行ったことに伴って設計費等が増額になったためであるとの答弁がありました。  また、ホテルの招致調査の進捗について質疑があり、今年度は、本市において特に不足の目立つ質の高いホテルの招致に向けて周知戦略の策定を行ってきた。新年度は、候補となるホテルを絞り込み、より具体的なアプローチを行うことや、そのための調査や資料作成などを委託して、さらなる事業の進展を図りたいとの答弁がありました。  以上が質疑・答弁の主な内容です。
     続いて、採決の結果について御報告いたします。議案第33号の所管部分は、起立採決の結果、全会一致をもって可決すべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。 ○議長(松本賢一君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告に基づき、順次発言を許します。  最初に、23番 渡邊幹治議員の発言を許します。                  (23番 渡邊幹治君登壇) ◆23番(渡邊幹治君) 23番議員、渡邊幹治でございます。ただいま議題となっております令和2年度一般会計予算など関係32議案につきまして、新風会を代表しての賛成討論を行います。  令和になって初の富岡市長による予算編成が議会に上程されました。市長は、初当選以来、一貫して高崎市を選ばれる都市に成長させたいという信念の下、事業を展開してこられました。鉄道網や道路網などの交通の拠点性を生かし、高崎に人やもの、そして情報を集め、それにより企業誘致やビジネスを盛んにし、その成果をもって市民福祉などの向上に充当させようとする政策は高く評価をしております。また、それらを実現させるためにスピード感を持って各事業に取り組んできた結果、本市が経済、教育、福祉、そして文化事業等の幅広い分野において全国的にも注目される都市になりつつあることは、現在までの富岡市政の施策が実を結んできた結果であろうと思っております。  さて、令和2年度の予算編成に当たり、市長は徹底した事業費の削減、重点事業の積極的な推進、人件費の圧縮の3つの柱を掲げ、限られた財源の中でいかに効率よく、いかに効果のある事業に配分していくかの視点を重視し、新しい高崎のさらなる実現に向けた予算編成をしたとのことでありました。その結果、一般会計予算は1,665億2,000万円で、前年度比1.6%の減、特別会計、企業会計を合わせた総予算額は2,669億4,259万円で、前年度比0.9%の減となりました。市債残高については、前年度比7.8%減の125億7,870万円ということで、長期的な視点の下、これからも財政健全化に努めていただけるようにお願いをいたします。  歳入については、根幹となる市税収入が607億9,938万円と前年度比で1.0%の減で、これは本市経済が回復基調で推移しているとはいえ、個人所得の増加は不透明であり、また法人税率の引下げで法人税の減収が影響しているものと思われます。しかし、これまでの富岡市長の市政運営の下、ここ数年は本市の労働人口や市民所得は増加傾向にあり、今後も本市の経済状況は回復基調が続いていくものと期待をしております。  それでは、施政方針に示された歳出の事業を政策分野に沿って賛成の理由を申し上げてまいります。まず、「教育と人づくり」では、くらぶち英語村が開設3年目を迎え、地域住民との連携をこれまで以上に深めるとともに、特色ある運営をさらに期待しております。また、英語村が開設されたことにより、倉渕地域全体の活性化にもつながってくることにも期待をしているところであります。学校教育では、中学2年生を対象とした英語4技能テストの実施を受け、その成果を期待するとともに、これからのグローバル社会を見据えての人材育成にもつながってくるものと思います。小・中学校のトイレの洋式化では、これまでの予算を3倍に拡充していただいたことを高く評価いたします。   「産業の振興」では、高崎ブランド・シティプロモーション事業を継続していただき、絶メシ、農Tube高崎で本市の魅力を一層全国に発信していただくことを期待しております。農業振興では、新品種や新商品の開発、普及宣伝活動等及び6次産業化、農商工連携に取り組む活動に引き続き力強い支援をお願いいたします。商工施策では、新たに市内企業の従業員の方たちがよりよい環境で働けるよう事業所の空調設備等の設置に対し支援をするということです。この施策は、若手経営者との意見交換の中でヒントを得て実施をする事業ということで、経営者の方、そして働いている従業員の方にとっても大変喜ばしい事業であると思います。まちなか商店リニューアル助成では、飲食店の食品衛生向上を目的としたリニューアル費用の助成を新たに設けるということで、店舗経営者にとっても大変ありがたい事業であります。   「文化と歴史を活かした創造的な高崎」では、囲碁の三大棋戦である本因坊戦第1局が旧井上房一郎邸で開催されるということで、囲碁ファンにとっては大変興味深く、楽しみにしているのではないでしょうか。また、路上ライブ、ストリートライブin高崎どこもかしこもの開催を引き続き行うことにより、若者の音楽のまち高崎がより一層盛り上がることにも期待をしております。スポーツの振興では、市民ゴルフ場を、様々なスポーツを楽しむことができる大型スポーツ施設に改修するということで、注目をするとともに大変期待もしているところであります。また、本市のPRに寄与するスポーツチームに対し引き続き支援を行い、高崎アリーナや宇津木スタジアムで開催される国際的なスポーツイベント等にも積極的に支援をし、さらなるスポーツ振興を図っていくことに対しても大変評価をいたします。   「やさしい眼差しに満ちた市政」では、全国に先駆けて昨年から取り組んでいる子育てSOSサービス事業を引き続き実施することで、子育て中の母親の負担軽減が図られることは大変意義のある事業だと思います。待機児童ゼロに向けての対策では、希望する保護者の方々が円滑に保育園等に入園できるよう、市立保育園などに様々な支援を継続して行っていることも評価をいたします。放課後児童クラブについては、その地域の実情に合わせた支援を引き続きお願いいたします。全国的に問題になっております児童虐待への対応については、相談支援体制を強化するとともに、児童相談所設置に向けた調査を行うということで、設置に向けた努力に期待をしております。高齢者福祉では、高齢化率の高い倉渕、榛名、吉井地域において利用料無料のおとしよりぐるりんタクシーを新たに運行し、交通弱者の支援を図るとともに、この事業により高齢者の方の運転免許証返納に対しても効果があるのではないかと期待をしております。また、介護SOSサービス事業やあんしん見守りシステム等の高齢者や障害者に対する支援も引き続き充実した運営をお願いいたします。がん対策については、今まで同様、がんの早期発見、早期治療を図る事業の推進をよろしくお願いするとともに、がん患者に対する医療用ウイッグ等の購入費助成も引き続き支援をしていただけることに感謝をいたします。   「合併した地域の個性を活かした魅力づくり」では、箕郷地域では、寄附をいただいた養蚕住宅を箕郷地域の観光客の休憩所とし、また地域住民の憩いの場として活用し、新町地域では、待ち望んでいた新町駅のエレベーター整備等のバリアフリー化を引き続き実施し、榛名地域での榛名ヒルクライム、榛名トライアスロンなどは全国的に認知されたイベントに成長いたしました。その他地域においても個性ある様々な活性化事業を実施しており、大変評価をいたしております。   「安心・安全な地域社会づくり」では、防災対策事業として、避難所において会話が困難な方々と円滑にコミュニケーションを図るため、指定の全避難所にコミュニケーションボードを設置するなどは大変気配りのある施策であり、評価をいたします。交通安全対策としては、カーブミラー等の安全対策の実施、道路などの破損箇所の迅速な補修、そして高浜クリーンセンターの建て替えは、プラント設備工事の段階に入りましたが、本市最大のプロジェクトですので、万全を期して臨んでいただくことをお願いいたします。   「大勢の人が歩き、賑わう街」では、中心市街地の活性化を目的としたお店ぐるりんタクシーを継続して運行し、さらなる回遊性の向上を図るとともに、高崎まつりや高崎だるま市を開催、また高崎オーパの高崎じまんなどで高崎産の農産物やあらゆる食や物産の販売などを支援することで、駅を中心とした街中がますますにぎわい、高崎アリーナ、高崎芸術劇場も完成したことで、高崎に集客力の向上が図られ、群馬県の玄関口としての役割にも大きく寄与していると思います。JR信越本線北高崎駅と群馬八幡駅間の新駅構想では、設置に向けた準備を引き続き行い、新たに上豊岡町から下小塙町を結ぶ橋梁設置に向けた調査も行うということで、地域住民の方にとっては、大変期待もし、また喜ばしいことだと思います。  以上、令和2年度の主な基本施策につきまして、かいつまんで賛成の理由を述べましたが、新年度に対しても、さらなる新しい高崎の実現に向け、私どもの会派としては、提案された全ての議案についてそれぞれの委員会においても活発な議論を行いました。その結果、新風会といたしましては、先ほど各委員長より報告があったように、上程された全ての議案に賛成し、執行部とともによりよい高崎のまちづくりのため今後も全力で取り組んでいくことを決意いたしているところでございます。  以上を述べまして、新風会を代表しての賛成討論といたします。 ○議長(松本賢一君) 次に、21番 堀口 順議員の発言を許します。                  (21番 堀口 順君登壇) ◆21番(堀口順君) 議員番号21番 堀口 順です。まず、討論の前に、このたび新型コロナウイルスに感染され、お亡くなりになられた方々に心より御冥福をお祈り申し上げるとともに、現在治療されている皆様方におかれましては、一日も早い回復を願っております。  それでは、上程された議案第3号 財産の取得について(小学校教師用指導書)から議案第7号 高崎市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部改正について、議案第16号 包括外部監査契約の締結についてから議案第42号 令和2年度高崎市公共下水道事業会計予算の計32議案につきまして、市民クラブを代表して賛成の立場から討論を行います。  昨年12月、中国、武漢に端を発した新型コロナウイルスが猛威を振るい、世界的に流行し、WHOは3月13日に欧州はパンデミックの中心になったと発表、アメリカも含め各国は非常事態宣言を発動いたしました。我が国においても、14日に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために改正新型インフルエンザ対策特別措置法が施行されました。世界的に株価も下落し、グローバル経済が大きく落ち込んでおり、先が見えない中、一日も早く感染拡大が終息し、平常の経済活動に戻るために、国を挙げて国民一人一人が感染防止にできることを着実に実行する必要があると考えます。本市では、新型コロナウイルス対策におきまして、いち早く学校を休校とし、体育館等の開放、医療機関等へのマスクの配付、食品業者へのエタノール製剤の配付、そして本日より事業者、農業者向け共通で新型コロナウイルス緊急経済対策資金の融資制度を迅速にスタートしていただいたことには感謝申し上げます。  このような中、4月より令和2年度がスタートいたします。国においては、令和2年度予算は社会保障の充実、経済対策の着実な実行、歳出改革の取組の継続を柱に2年連続100兆円超えの過去最大、102兆6,580億円としております。本市におきましては、富岡市政3期10年の節目となる令和2年度は、基本方針として、引き続き徹底した事業の削減、重点事業の積極的な推進、人件費の圧縮の3つの柱を掲げ、選択と集中による新しい高崎の実現に向け各施策を展開し、50万都市の機能と活力を持つ交流拠点都市を継続して目指しております。昨年9月には、待望の高崎芸術劇場がオープンし、本市の「音楽のある街高崎」を象徴する芸術文化の中心的な存在となり、この4月よりオープンするGメッセ群馬と相まって、令和2年度の本市は経済、芸術文化のさらなる発展が期待されているところでございます。  その中で、新年度予算編成では、一般会計1,655億2,000万円、前年度比1.6%の減とし、特別会計、企業会計を含めた総予算は2,669億4,259万円で、0.9%の減の引き締まった予算となりました。これは、令和元年の大型事業の終了に併せて経費削減や職員配置の見直しを図り、予算を削減したとのことです。各事業が着実に実行され、職員の資質向上とともに、働き方改革においてもしっかりと取り組んでいただくことを期待しております。また、昨年発生した官製談合事件を受け、新年度より物品購入などの入札でこれまで非公表であった予定価格や入札結果を事前公表とすることは評価したいと思います。  歳入におきましては、消費税10%に伴う地方消費税交付金10.7%増の83億円、普通交付税は7.5%増の114億円を見込んでいるものの、市税収入は、個人市民税及び法人市民税は減で、固定資産税は設備投資等の増加を見込み、2.5%増の252億9,965万円を見込んでおります。新型コロナウイルスの影響で事業者が設備投資を控えることも想定され、影響が懸念されるところですので、国の緊急対策費等の動向を注視し、財源の確保をしていただきたいと思います。  歳出におきましては、市債は7.8%、6億円減の125億7,870万円を計上され、市債残高が約1億円の減となることは一定の評価をいたします。実質公債費比率は0.3%減で、5.1%を見込んでいるものの、依然として市債残高は1,506億円が見込まれます。合併特例債の償還が始まっており、高浜クリーンセンターの建設が本格化し、後年の償還期も控えておりますので、本市の健全な財政運営を目指し、より一層の財源確保や均衡化に努めていただくことを要望いたします。限られた財源をいかに効率よく、いかに効果のある事業に配分していくかという視点を重視した施策を展開していく予算です。  西毛広幹道沿線の開発行為の許可に関する条例の一部改正におきましては、群馬地域の地域中心拠点の強化を図る点においては評価いたします。今後は、都市計画に基づき市街化区域編入も視野に入れ、開発に取り組んでいただくことを望みます。  高齢者の運転免許の返納を含め、いわゆる交通弱者に対して、公共交通施策との連結、高齢者の足の確保は大変重要であり、そのような中、アリーナシャトルで城南地区の高齢者、お店ぐるりんタクシーで街中の足の確保を行うなど、公共交通、2次交通との連結に力を注ぎ、新年度では新たにおとしよりぐるりんタクシー制度を倉渕、榛名、吉井地区のように高齢化した地域に足の確保をすることになり、大きな進歩につながるものと確信しております。  一方で、ぐるりんタクシーは1路線で4,000万円ほど経費がかかり、必要な場所への事業の展開は難しい状況であり、アリーナシャトルの3,000万円の運行形態や利用者負担の在り方、フリー乗降区間制度などをうまく活用し、必要な場所へ必要な交通の提供を要望いたします。  新たにスタートする高齢者等ごみ出し支援事業では、自身でのごみ出しが困難な高齢者世帯等を対象に、戸別訪問によるごみ収集を実施する際は安否確認や夏場の収集回数を考慮していただくことも要望いたします。  豊岡新駅(仮称)設置事業におきましては、公共交通網の強化と地域住民の利便性向上のため、本市と安中市との連携を一層推進し、地域住民への周知と丁寧な説明を行うとともに、住民参加型で地域の活性化を図っていただきたいと思います。また、豊岡経大大橋(仮称)設置に向けた調査の実施に当たっては期待しているところでございます。周辺道路の交通渋滞や両地域間の交流促進を含め、地域住民の利便性向上のため取組を進めていただきたいと思います。  まちなか商店リニューアル助成制度につきましては、非常に人気の高い制度であり、今年度は開始初日でほぼ予算額に達するなど盛況なところを見せておりますが、新年度は衛生環境改善助成などを含め少し制度がリニューアルされ、一つの市としての方向性が示されております。今年度行った受付対応も改善を図り、書類がそろっていれば受付をする体制で申込者を待たせない状況をつくる努力をされております。一方で、その場で補助が受けられるのか分からないこともあり、制度を利用する市民のさらなる利便性の向上に向け、取組を進めていただきたいと考えております。新年度におきましても、ぜひともこの補助制度を活用した事業所がどのように喜ばれ、市内経済にさらなる好影響を与えている部分の調査を行い、取組を進めることを要望いたします。  貿易事業では、本市に設置されたジェトロ群馬を有効に活用し、市内製品の海外輸出に対して積極的に新年度も努めていただける施策が展開されております。農産物におきましても、現地法人を立ち上げ、海外販売に力を入れ、国際社会での競争力をつけるための取組を進めています。今後は、農産物の品質の均一化や売りやすい商品作物の研究を基に、地域の環境を守る農業の展開を要望します。  子育て支援事業におきまして、従来より本市は医療、教育、福祉等、様々な分野で施策を展開されております。増加する児童虐待事案に対応すべく、昨年10月には職員を増員し、こども救援センターを新設、新年度は児童相談所設置に向けた各種調査を実施することや、新たな保育所の開設並びに需要が見込まれる地区に本市独自の施設整備用土地購入補助制度の継続は評価いたします。  以前より市民クラブの要望である学校トイレ洋式化につきましては、地域の避難所としての観点からも重点的に取り組む前年度3倍の予算となっており、評価したいと思います。外壁改修工事につきましては、校舎の長寿命化や統廃合を念頭に積極的に取り組むことを期待いたします。  防災・減災につきましては、昨年の台風19号の水害を鑑み、災害対策車を増車し、運用を始め、消防団員の水害等の安全確保対策としてライフジャケットの配付を3か年で配付することや、自助、共助につながる自主防災組織への支援の増額は地域防災体制の整備につながるものと、その成果を期待しているところです。  東口栄町の再開発事業におきましては、待望のホテル招致も執行部の御尽力により大詰めを迎えているようでございますので、法定再開発組合の設立が待たれるところでございます。引き続き設立に向け事業計画を速やかに整えていただきたいと思います。期待をしております。  以上、新年度予算案は新しい高崎の実現に向け、新規事業も数多く盛り込まれた基本施策につきまして賛成の理由を述べました。令和2年度予算と関連議案の全てを速やかに可決し、円滑に市政を執行することは、本市のさらなる発展と市民福祉の向上に資するものと結論いたしまして、市民クラブを代表して賛成討論といたします。 ○議長(松本賢一君) 次に、24番 逆瀬川義久議員の発言を許します。                  (24番 逆瀬川義久君登壇) ◆24番(逆瀬川義久君) 議席24番の逆瀬川義久です。ただいま議題となっております令和2年度一般会計予算、各特別会計予算並びに関係諸議案につきまして、公明党を代表して賛成討論を行います。  令和2年度の高崎市一般会計当初予算は1,655億2,000万円で、前年度に比べ1.6%の減、各特別会計、企業会計を合わせた当初予算の総額は2,669億4,259万円で、前年度に比べ0.9%の減です。本市では、御案内のように、高崎アリーナ、高崎芸術劇場、高崎駅東西口のペデストリアンデッキ等をこの数年の間に整備し、今後も高浜クリーンセンターの建て替えや新たなスポーツ施設の整備などハード面の整備が続きます。また、高齢者福祉や子育て支援、防災・減災対策等の各種施策も積極的に進めており、経常的に必要な予算も年々増加していると考えます。このように、歳出面では新たな施策の実施により行政サービスを充実させてまいりましたが、歳入についても、固定資産税を中心に税収を確保し、財政力指数も若干ではありますが、よくなってきております。  市長は、かねてよりビジネスを活性化させ、税収基盤の強化を図り、その力をもって福祉や教育を充実させていくという方針の下、市政運営を行ってきました。まさにこの方針に沿った形で好循環を生んでいると考えます。また、地方交付税の合併算定替えについても、平成28年度から段階的な縮減が始まり、令和3年度に一本算定への完全移行が予定される中、この間に見込まれる約32億円の縮減についても年度ごとにその対応を着実に進めてきました。基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスについても、新たな取組を様々始めながらも富岡市長就任以来、黒字で堅実な財政運営を行っております。この点について、まずは高く評価したいと思います。また、会派として要望してまいりました施策が新年度予算の各所に反映されておりますので、この点についても評価させていただきます。  歳出の主な事業につきまして賛成の理由を申し上げますが、3人目ということで少し項目を絞らせていただきますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  最初に、教育行政の関係です。先ほど来話が出ておりますように、小・中学校のトイレ洋式化について、新年度は工事費を3倍に増やし、令和2年度末には洋式化率が体育館のトイレを含め約65%となる予定です。学校施設は、地域行事でも利用され、また災害時には避難所となる場所です。子どもたちだけでなく地域住民も利用いたしますので、多くの方々の喜ぶ顔が目に浮かびます。  次に、プログラミング教育の関係ですが、モデル校での成果を踏まえた授業とともに、パソコンやタブレットの配備など、今後のICT環境の整備にも期待したいと思います。  次に、スクールソーシャルワーカーについてです。新年度も6名体制が引き続き堅持され、不登校対策に大いに資すると考えます。今後も子どもたちの気持ちに寄り添う相談体制の整備充実をお願いいたします。  次に、「やさしい眼差しに満ちた市政」では、第1に倉渕、榛名、吉井の3地域で新たに始まるおとしよりぐるりんタクシーです。外出が困難な高齢者等、多くの方々に利用され、喜ばれるよう制度の理解と浸透をお願いするとともに、私も以前からこれらの地域に住む高齢者の方々より外出支援について多くの声を頂いてまいりましたので、その成果に大いに期待をしております。  第2は、安否確認を兼ねた高齢者等へのごみ出し支援事業です。この事業につきましても、同様に多くの方々に利用され、喜ばれることを期待しておりますので、積極的な宣伝をよろしくお願いいたします。また、特殊詐欺対策の電話機購入費の補助や車椅子利用者も乗り降りしやすいユニバーサルデザインタクシー普及に向けた地域公共交通バリア解消補助事業、さらには指定避難所へのコミュニケーションボードの配備なども新たに始めていただきます。小さな声を受け止め、形にしていただいたことに改めて感謝をいたします。  次に、保健医療の関係では、医療用ウイッグなどの購入費用に対する助成を継続するとともに、新たに妊孕性温存治療費への助成も予算措置されました。若年のがん患者さんが、がん克服への治療に立ち向かうエールとなり、将来の妊娠、出産、子育てに希望を持っていただける施策であると確信するものであります。また、多胎妊婦への健診費用助成に加え、産婦健康診査、産後ケア事業も新たにスタートします。育児不安の緩和と産後鬱の予防に効果を発揮し、児童虐待の防止に資することが期待をされます。  次に、防災・減災への取組では、災害対策車を2台増車することにしていただきました。また、河川についても、無堤地区の築堤や既存堤防のかさ上げを関係機関へ要望するなど、昨年の台風19号の被害を教訓に取組を着実に進めていただいております。今後は、各地域で防災リーダーがさらに育成され、共助の力が高まるよう、取組をよろしくお願いいたします。  次に、昨年の官製談合事件を受けて年末に設置したコンプライアンス室と、今月報告のありました物品購入等の入札予定価格の事前公表についてです。建設は死闘、破壊は一瞬という言葉もあります。失われた信頼を取り戻すため、実効性ある運用に期待をしております。  最後に、新型コロナウイルス対策についてです。3月に入り県内でも発症者が出て、新たな局面に入ったと感じておりますが、国や県の動向を踏まえ、保健所設置市としての的確な対応を期待いたします。また、市内経済の状況につきましても引き続きよく注視していただき、今後も適切な対策をとっていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上、新年度予算案について、項目を絞り、簡潔に賛成の理由を述べさせていただきました。令和2年度予算案と関連議案の全てを速やかに可決し、円滑に執行することが本市のさらなる発展と市民福祉の向上に資するものと結論いたしまして、公明党を代表しての賛成討論といたします。 ○議長(松本賢一君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第3号から議案第7号及び議案第16号から議案第42号、以上32議案を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号、議案第41号及び議案第42号は、いずれも原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第2 請願第1号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書の採択について       請願第2号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求めることについて       請願第3号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて ○議長(松本賢一君) 日程第2、請願第1号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書の採択についてから請願第3号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて、以上3件を一括して議題といたします。  本件は、去る2月25日に総務、教育福祉、市民経済の各常任委員会に付託いたしました。このほど審査を終了し、各委員長から審査報告書が提出されましたので、報告を求めます。         ───────────────────────────────                                        令和2年3月18日   高崎市議会議長 松 本 賢 一 様                         総務常任委員会委員長  大 竹 隆 一     委員会の審査報告書   本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。                         記  1 件名     請願第1号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書の採択について  2 請願者    高崎市倉賀野町1950─2           平和・民主・革新の日本をめざす高崎の会 代表 小笠原 真明  3 審査年月日  令和2年3月9日  4 審査結果   不採択とすべきもの  5 意見     願意の趣旨に沿いかねる。  6 請願の措置  本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。         ───────────────────────────────                                        令和2年3月18日   高崎市議会議長 松 本 賢 一 様                         教育福祉常任委員会委員長  中 島 輝 男     委員会の審査報告書   本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。                         記  1 件名     請願第2号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求めることについて  2 請願者    高崎市筑縄町68─9
              高崎民主商工会 会長 萩原 誠 ほか2人  3 審査年月日  令和2年3月10日  4 審査結果   不採択とすべきもの  5 意見     願意の趣旨に沿いかねる。  6 請願の措置  本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。         ───────────────────────────────                                        令和2年3月18日   高崎市議会議長 松 本 賢 一 様                         市民経済常任委員会委員長  清 水 明 夫     委員会の審査報告書   本委員会に付託された請願の審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条の規定により報告します。                         記  1 件名     請願第3号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについて  2 請願者    高崎市東町80─1 労使会館内           高崎社会保障推進協議会 会長 齋木 信男  3 審査年月日  令和2年3月11日  4 審査結果   不採択とすべきもの  5 意見     願意の趣旨に沿いかねる。  6 請願の措置  本委員会は、上記請願審査の結果、本会議において審査結果の旨を報告するものと決定した。         ───────────────────────────────                  (総務常任委員会委員長 大竹隆一君登壇) ◎総務常任委員会委員長(大竹隆一君) それでは、総務常任委員会における審査の結果と経過について御報告いたします。  請願第1号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書の採択については、去る2月25日の本会議において本委員会に付託され、3月9日午前10時から審査を行いました。  審査の主な内容ですが、日米地位協定の抜本的な見直しというのは、戦後の米軍の行き過ぎた特権に対して日本の主権を取り戻し、地域住民の人権と生活を守ることである。アメリカと地位協定を結んでいる国は100か国以上あるが、日本ほど不平等な立場での協定はないとのことで、全国では7つの県と165の市町村の議会で同様の意見書が採択されている。本市議会としても、住民の人権を守るという立場から、この請願の採択を求めるとの意見がある一方、日米地位協定については大変重要な問題であり、考えていかなくてはならないことではあるが、日米地位協定がこれまで果たしてきた役割や国の専管事項であるという執行部の意見を踏まえると、意見書を提出する必要はないとの意見、また全国知事会の提言や締結から60年たち、当時の時代背景と状況は大きく変わっているということに関しては賛同できるが、オスプレイ等に言及している部分については理解に苦しむとの意見がありました。  以上が審査の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第1号は、起立採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (教育福祉常任委員会委員長 中島輝男君登壇) ◎教育福祉常任委員会委員長(中島輝男君) それでは、教育福祉常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  請願第2号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求めることについては、去る2月25日の本会議において本委員会に付託され、3月10日午前10時から審査を行いました。  審査の主な内容ですが、助成制度を創設することになると、難聴か難聴でないかの区別が問題になり、専門医に受診していただいて、そのレベルを判定してもらうことになる。そうなると、現行の障害者認定の制度と同様の手続を踏むことになるため、改めて助成制度を創設することは難しく、現在ある制度を有効に利用していただくための周知をするほうが先だと思う。また、健康診断の項目に聴力検査を入れても結果的に専門医を受診して障害者認定の手続になることや、希望すれば人間ドックでも聴力検査を受けられる制度もあることから、こちらも周知を徹底して現在の制度の有効利用を考えていただくことが先だと思うとの意見や、耳鼻咽喉科学会が認定した補聴器相談医の診察を受け、その結果補聴器の使用により言葉の聞き取りが改善する可能性のある方等に対しては、補聴器購入費を医療費控除の対象にする制度が既に創設されているとの意見、また2018年から補聴器購入費用の医療費控除制度が創設されており、既に公的な救済措置がある現状を考えると、今の制度を活用していただけたらと思うとの意見がありました。  以上が審査の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第2号は、起立採決の結果、起立なしで不採択とすべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。                  (市民経済常任委員会委員長 清水明夫君登壇) ◎市民経済常任委員会委員長(清水明夫君) それでは、市民経済常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  請願第3号 18歳以下の子供の均等割減免資格証明書の交付をなくして、すべての高崎市民が安心して医療が受診できるよう国民健康保険制度の改善を求めることについては、去る2月25日の本会議において本委員会に付託され、3月11日午前10時から審査を行いました。  審査の主な内容ですが、資格証明書の世帯であっても高校生以下の子供には3割の被保険者証が交付されており、医療の受診抑制にはつながらないと考えられる。また、18歳以下の子供の均等割減免に関しては、国が制度として考えるものであり、地方自治体が財政負担を考えるというのはいかがなものかとの意見がありました。  以上が審査の主な内容です。  続いて、採決の結果について御報告いたします。請願第3号は、起立採決の結果、起立なしで不採択とすべきものと決しました。  以上、本委員会における審査の経過と結果を述べまして、報告といたします。 ○議長(松本賢一君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  通告に基づき、順次発言を許します。  最初に、9番 伊藤敦博議員の発言を許します。                  (9番 伊藤敦博君登壇) ◆9番(伊藤敦博君) 議席番号9番 伊藤敦博です。通告に基づきまして、請願第1号及び請願第2号につきまして、賛成の立場から討論を行います。  まず、請願第1号 日米地位協定の抜本的改定を求める意見書の採択についての請願です。あらかじめお断りしておきますけれども、この請願は、日米安保条約を破棄せよとか、米軍は日本から撤退させよ、そういう趣旨の請願ではありません。現在我が国では、日米地位協定に基づき、米軍は日本中のどこでも基地を置くことができ、いつでもどこでも自由に訓練が行えます。そこには日本の航空法や騒音規制法は適用されることなく、暴行事件や墜落事故が発生しても日本の警察は直接手を出すことができない、そういう状況にあります。  国に対して、こうした状況の改善を求めて、2018年7月27日、全国知事会の提言が発表されました。その中では、「①日米安全保障体制は、国民の生命・財産や領土・領海等を守るために重要であるが、米軍基地の存在が、航空機騒音、米軍人等による事件・事故、環境問題等により、基地周辺住民の安全安心を脅かし、基地所在自治体に過大な負担を強いている、②基地周辺以外においても艦載機やヘリコプターによる飛行訓練等が実施されており、騒音被害や事故に対する住民の不安もあり、訓練ルートや訓練が行われる時期・内容などについて、関係の自治体への事前説明・通告が求められている」とし、「米軍基地は、防衛に関する事項であることは十分認識しつつも、各自治体住民の生活に直結する重要な問題であることから、何よりも国民の理解が必要であり、国におかれては、国民の生命・財産や領土・領海等を守る立場からも、以下の事項について、一層積極的に取り組まれることを提言します」というふうにうたい、この中身として日米地位協定の抜本的見直しなど4項目を国に求めています。すなわち地位協定の見直しということは、戦後占領軍に与えてしまった、行き過ぎた特権に対し、日本の主権を取り戻すことであり、地域住民の安全と人権を守ることではないでしょうか。  委員長報告にありましたけれども、アメリカは現在世界中の100か国以上の国と地位協定を結んでいますけれども、日本ほど不平等な協定はないとされています。例えばイギリスやドイツ、イタリアなどでは、全て国内法を原則適用、基地の立入権では、それぞれの国が管理権を保有、米軍の訓練については、事前に承認が必要となっています。フィリピンでは、今年の2月に訪問米軍地位協定の破棄を大統領が宣言をしています。  常任委員会の審査の中では、防衛問題は国の専管事項であるから従うべきだという御意見もありましたけれども、私はこの考え方というのは地方自治権そのものを放棄する大変無責任な考え方だというふうに思います。もし高崎市民の安全や生活が脅かされても、これは国の専管問題だから逆らうことはできないというふうに容認してしまうのでしょうか。  また、ヘリコプターの事故については、オスプレイだけが特別ではないという御意見もありました。ただし、オスプレイの事故率が高いのは客観的事実ですし、今本市にとって一番懸念されるのは、昨年、米軍横田基地に配備されたCV22オスプレイの訓練飛行です。CV22は、特殊作戦部隊を戦地に輸送するために、夜間飛行や超低空飛行を行うための装備を備えています。本市は、米軍が制空権を握っている通称ホテルエリアの訓練空域内にあり、通告なしに訓練が行われる可能性があるということは、一昨年の私の一般質問での執行部の答弁でも確認をしているとおりです。アメリカの国内では、市街地上空で軍用機が訓練を行うということは基本的にはありません。自然保護区などの国立公園でも同様です。しかし、我が国においては、学校の上でも住宅の上でもアメリカ軍が我が物顔に飛び回る、こうした差別的な状況は一日も早く見直しが行われるべきであるというふうに考えます。  先ほど委員長が全国の数字を出されましたが、若干増えました。2月現在で全国8つの県と185の市町村で同じような意見書が採択をされ、国に地位協定の見直しを求めております。本市議会におきましても、市民の命と生活を守る立場から、この請願をぜひ御採択いただくようお願いを申し上げます。  続きまして、請願第2号 加齢性難聴者への補聴器購入に対する公的助成制度の創設をめぐる請願について討論を行います。一般質問でも取り上げましたので、簡潔に趣旨を述べたいと思います。  超高齢化社会を迎える中で、65歳以上の方の約半数が、耳が聞こえづらい、いわゆる難聴で、コミュニケーションに何らかの困難を抱えています。日本全国で難聴者はおよそ1,400万人と推定をされ、WHOの基準で補聴器の装着を推薦する高齢者は約820万人います。しかし、日本では障害者として認定されて補助が受けられるのは、その4%の34万人だけです。  難聴により、家族や職場、地域社会から孤立し、生活の質が落ちることはもとより、ひきこもりや鬱病、そして認知症の大きな要因となっていることは広く知られているところです。先ほど日本の国内でも医療補助や様々な支援制度があるというお話もありましたけれども、日本での補聴器の普及率はイギリスの3分の1、アメリカの2分の1以下です。この背景にあるのは、難聴を障害者のカテゴリーとして助成対象を絞り込んでいることにあります。  高齢者の社会参加、定年延長、再雇用にとっても難聴対策は重要ですが、補聴器は大変高価なため、眼鏡などと違って、年金生活などでは購入をためらう方は少なくありません。現在自治体独自で補聴器の購入の助成制度が広がっており、購入の動機づけにもなっています。船橋市では2万円、浦安市では3万5,000円を上限に補助制度を設けています。  今朝の新聞で、日本補聴器工業会が調査した結果が載っていましたけれども、難聴者支援において日本はヨーロッパに大きな遅れがあるということを指摘しています。デンマーク、ノルウェー、イギリスでは補聴器に対して100%の公的補助、ドイツ、スイス、イタリアでは1人当たり7万円から10万円の公的補助を実現しています。  今度の請願では、併せて難聴を早期発見するために健康診断に聴力検査を入れることも重要だと考えて請願の項目に加えさせていただいています。一般質問の中では、執行部のほうからは余り前向きな答弁をいただけませんでしたけれども、本市において高齢者が地域コミュニティーの中で大きな、積極的な活躍をしていただく、そういった意味でも公的な支援制度を設けるようお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松本賢一君) 次に、15番 依田好明議員の発言を許します。                  (15番 依田好明君登壇) ◆15番(依田好明君) 請願第3号について、請願の趣旨に賛成する立場から日本共産党市議団を代表して討論を行います。  本請願は、1つ目に滞納に伴う資格証明書の発行をなくすこと、もう一つは子どもの均等割減免を求めています。まず、資格証明書の発行をなくしてほしいという点について述べます。本市の国保滞納世帯は、昨年度末で全体の9%、4,333世帯です。これは、全国でも約15%が滞納世帯であります。なぜ滞納がそんなに多いのでしょうか。他の医療保険に比べ、同じ所得の場合で一番高いからです。全国知事会も、全国市長会からも、他の医療保険に比べ保険料が高いので限界になっている、せめて協会けんぽ並みにするため国に公費投入をするように求めています。  滞納になる世帯は、収入が不安定で、前年より所得が大きく減るなどして、払いたくてもお金がないので払えないのです。滞納するというのは、公務員共済や社会保険の場合は天引きされるため、理解できないかもしれません。滞納すれば、超低金利の中で、8.9%もの延滞金が課され、本税と合わせてさらに高い国保税を納めなければならず、生活が窮地に追い込まれています。延滞金のほか、様々な市民サービスから排除されるペナルティーも科されています。  そこで、せめて資格証明書の交付をなくしてほしいというのが1つ目の要望です。資格証明書は、当局の努力もあり、年々減ってきていますが、まだ前橋市よりかなり多い現状です。滞納が長くなると資格証明書になり、窓口で医療費を一旦全額払わなければなりません。しかし、本税に延滞金も加わり、高くなった国保税の支払いに毎月追われ、精いっぱいになり、医療が必要でも窓口での全額支払いが無理になると受診を抑制してしまいます。確かに、すぐ治療が必要な場合、市役所へ納税相談に来れば1か月プラスアルファの短期証が出されますが、少しでも収入を増やすため、ダブルワークや納期に追われ、手続に来られず、資格証明書のまま受診抑制で重症化するケースもあります。こうした命にも関わる悲劇をなくすためにも、資格証明書の交付をなくすことが必要であると考えます。  次に、子どもの均等割減免について述べます。本市の国保会計の基金は、昨年度末で約49億円ありましたが、国保税を維持するために約8億円余りを繰り入れ、大きく減る見込みと答弁していました。しかし、先日の一般質問で今年度末には48億2,900万円と答弁されました。この基金を活用し、加入者に還元すべき時期ではないでしょうか。平成25年度に国保税を引き下げたときの基金は約29億円でした。現在約20億円も増え、今や48億2,900万円という規模です。私たちも、基金適正額の約10億円はしっかり確保した上で、基金を他の医療保険に比べ高い保険税を払っている国保加入者に還元していくべきではないかと考えております。  もちろん基金をすぐに現世代だけに還元せよと言うのではありません。子供の均等割減免であれば、子育て支援であり、いわば将来世代への還元になります。試算しますと、子供の均等割は1人3万2,400円で、国保世帯の子供は18歳以下が7,341人で、約2億8,000万円、また15歳以下は5,920人で、同じく1億9,000万円という範囲の金額であります。基金適正額の約10億円を確保した残りの38億円は、18歳未満なら13年間、15歳以下の場合は20年間使えるわけであります。  さらに言えば、国保税減免が全て減収になるわけではありません。国保税が下がれば、滞納が減り、収納率もアップするはずです。その収納率アップの努力に対し、今では国の交付金が数億円規模で増える制度もあり、結果的に国保会計が潤うのです。資格証明書をやめ、子供の均等割減免を求める本請願は、市民の命と暮らしを守るために必要で、切実な要望であり、その趣旨に賛同し、その実現を強く求めるものであります。  以上申し述べまして、本請願への賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(松本賢一君) 以上で通告に基づく討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。────討論を終結いたします。  これより採決に入るわけですが、採決については請願ごとに行います。  最初に、請願第1号を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。  請願第1号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(松本賢一君) 起立少数です。  よって、請願第1号は不採択と決しました。  次に、請願第2号を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。  請願第2号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(松本賢一君) 起立少数です。  よって、請願第2号は不採択と決しました。  次に、請願第3号を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択ですので、原案について採決いたします。  請願第3号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○議長(松本賢一君) 起立少数です。  よって、請願第3号は不採択と決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第3 報告第2号 専決処分の報告について ○議長(松本賢一君) 日程第3、報告第2号 専決処分の報告についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。                  (管理課長 小野澤俊彦君登壇) ◎管理課長(小野澤俊彦君) ただいま議題となりました報告第2号について御説明申し上げます。  議案書の1ページを御覧ください。本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により市長において専決処分することができる事項として指定された権原に基づき専決処分したもので、同条第2項の規定により御報告するものです。
     それでは、専決第4号につきまして御説明申し上げます。議案書の4ページを御覧ください。この事故は、令和2年2月5日午後9時頃、八千代町地内の市道において、走行中の普通乗用車が路面の破損箇所に車輪を落とし、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は5万4,351円です。  以上、専決第4号の説明とさせていただきます。                  (文化財保護課長 角田真也君登壇) ◎文化財保護課長(角田真也君) それでは、専決第5号につきまして御説明申し上げます。  議案書の8ページを御覧ください。この事故は、令和2年1月14日午後8時30分頃、井出町地内の市道において、走行中の普通乗用車がかみつけの里博物館敷地からはみ出た木の枝に接触し、当該車両を破損したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は7万4,598円です。  以上、専決第5号の説明とさせていただきます。                  (一般廃棄物対策課長 塚越直樹君登壇) ◎一般廃棄物対策課長(塚越直樹君) それでは、専決第6号につきまして御説明申し上げます。  議案書の12ページを御覧ください。この事故は、令和元年11月19日午後2時10分頃、本町地内の一般国道におきまして、資源物収集用コンテナが強風により飛ばされ、通行中の普通乗用車に衝突し、当該車両を破損するとともに、運転者が頸部を負傷したものです。和解事項につきましては、記載のとおりでございます。損害賠償の額は23万938円です。  以上、専決第6号の説明とさせていただきます。 ○議長(松本賢一君) 当局の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  以上で報告第2号を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △日程第4 議案第43号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第9号) ○議長(松本賢一君) 日程第4、議案第43号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (財務部長 南雲孝志君登壇) ◎財務部長(南雲孝志君) ただいま議題となりました議案第43号 令和元年度高崎市一般会計補正予算(第9号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(3)の15ページを御覧ください。第1条は、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ25万円を追加いたしまして、予算の総額を1,741億3,410万5,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。  それでは、歳入歳出補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出から御説明申し上げますので、22ページを御覧ください。3歳出でございます。3款1項1目社会福祉総務費は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の社会貢献団体でありますMS&ADゆにぞんスマイルクラブ様から、福祉のために役立ててほしいとの趣旨で御寄附をいただきましたので、福祉基金に積み立てるものでございます。2項1目児童福祉総務費は、匿名希望の方々からいただきました御寄附をこども基金に積み立てるものでございます。以上で歳出の説明を終わらせていただきます。  続いて、歳入について御説明申し上げますので、前に戻っていただきまして、20ページを御覧ください。2歳入でございます。19款1項寄附金は、歳出で御説明いたしました方々からの御寄附を計上するものでございます。  以上、議案第43号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松本賢一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第43号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第5 議案第44号 高崎市副市長の選任同意について ○議長(松本賢一君) 日程第5、議案第44号 高崎市副市長の選任同意についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (市長 富岡賢治君登壇) ◎市長(富岡賢治君) ただいま議題となりました議案第44号 高崎市副市長の選任同意について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書(3)25ページをお開きください。本案は、令和2年3月31日をもちまして任期満了となります兵藤公保さんを再び選任させていただきたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  兵藤公保さんは、高崎市上中居町にお住まいで、63歳でございます。昭和50年3月に群馬県立高崎商業高等学校を卒業後、同年4月に合併前の倉渕村の職員として採用され、合併後の高崎市におきまして総務部長などを務められた後、平成28年4月1日より副市長に就任しております。これまでの4年間、副市長として培われた実績と経験を生かし、高崎市のさらなる発展のため大いに活躍していただけるものと確信しておりますので、よろしく御審議の上、選任につきまして御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松本賢一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第44号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第44号は同意することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第6 議案第45号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について ○議長(松本賢一君) 日程第6、議案第45号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (副市長 兵藤公保君登壇) ◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第45号 高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案書27ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和2年5月20日をもって任期満了となります高崎市固定資産評価審査委員会委員、市川 悟さんの後任としまして、羽鳥武久さんを新たに同委員に選任いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  羽鳥武久さんは、高崎市中豊岡町にお住まいで、72歳でございます。昭和45年3月に日本大学工学部を卒業後、同年4月に株式会社羽鳥鉄工所に専務取締役として入社され、昭和62年9月から現在に至るまで同社の代表取締役社長を務められております。また、現在におきましては高崎機械工業協同組合相談役、群馬県立高崎産業技術専門校協力会会長などを務められており、本市の機械工業の振興発展に幅広く御尽力いただいております。  以上、御紹介を申し上げましたとおり、羽鳥武久さんは人格・識見とも高崎市固定資産評価審査委員会委員として適任であると思われますので、よろしく御審議の上、選任につきまして御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松本賢一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより議案第45号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第45号は同意することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第7 議案第46号 人権擁護委員候補者の推薦について       議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(松本賢一君) 日程第7、議案第46号 人権擁護委員候補者の推薦について及び議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦について、以上2議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。                  (副市長 兵藤公保君登壇) ◎副市長(兵藤公保君) ただいま議題となりました議案第46号及び議案第47号の2議案につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  初めに、議案第46号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由の御説明を申し上げます。29ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和2年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員、江原章博さんを再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  江原章博さんは、高崎市上佐野町にお住まいで、67歳でございます。昭和51年3月に大東文化大学文学部を卒業後、麹町内幸町郵便局に勤務され、昭和58年6月から平成29年3月まで高崎粕沢橋郵便局長を務められました。また、これまでの間、平成8年3月より保護司として、犯罪や非行に陥った人の更生や犯罪を予防するための啓発に御尽力されており、平成27年には法務大臣表彰を受けられておりまして、平成17年7月より人権擁護委員をお願いしているところでございます。  続きまして、議案第47号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由の御説明を申し上げます。31ページをお開きいただきたいと存じます。本案は、令和2年6月30日をもって任期満了となります人権擁護委員、亀田慎也さんを再び人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会の御同意をお願いするものでございます。  亀田慎也さんは、高崎市上和田町にお住まいで、49歳でございます。平成8年3月に早稲田大学教育学部を卒業後、平成10年1月に株式会社有花園に入社され、現在は同社の代表取締役を務められております。また、平成20年には社団法人日本青年会議所群馬ブロック協議会会長を務められたほか、現在は高崎市立中央小学校学校評議員を務められるなど、広く社会的活動に御尽力いただいております。  以上、申し上げました江原章博さん、亀田慎也さんにつきましては、いずれも人権擁護員として人格・識見とも適任であると思われますので、推薦につきまして、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松本賢一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ありませんか。────質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。ありませんか。────討論を終結いたします。  これより採決に入るわけですが、採決については議案ごとに行います。  最初に、議案第46号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。
     よって、議案第46号は同意することに決しました。  次に、議案第47号を採決いたします。  本案は、これに同意することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第47号は同意することに決しました。   ──────────────────────────────────────────── △日程第8 高崎市選挙管理委員及び補充員の選挙 ○議長(松本賢一君) 日程第8、高崎市選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  この選挙は、地方自治法第181条及び第182条の規定により、選挙管理委員4人及び補充員4人を選出するものです。  最初に、高崎市選挙管理委員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、私から指名したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、私から指名することに決しました。  高崎市選挙管理委員に、高崎市倉渕町権田にお住まいの牧野耕一郎さん、高崎市我峰町にお住まいの須川 浩さん、高崎市飯塚町にお住まいの植原大二郎さん、高崎市日高町にお住まいの田角悦恭さんを指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました方々を高崎市選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、牧野耕一郎さん、須川 浩さん、植原大二郎さん、田角悦恭さんが高崎市選挙管理委員に当選されました。  次に、補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法については、私から指名したいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、私から指名することに決しました。  補充員に、高崎市京目町にお住まいの深澤啓二さん、高崎市棟高町にお住まいの石田武津代さん、高崎市羅漢町にお住まいの島津弘子さん、高崎市中居町にお住まいの原澤英子さんを指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました方々を補充員の当選人と定め、補充の順序は指名の順序によることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本賢一君) 御異議なしと認めます。  よって、深澤啓二さん、石田武津代さん、島津弘子さん、原澤英子さんが補充員に当選し、補充の順序は指名の順序と決定いたしました。   ──────────────────────────────────────────── △市長挨拶 ○議長(松本賢一君) 以上で本日の日程及び今期定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。                  (市長 富岡賢治君登壇) ◎市長(富岡賢治君) 令和2年第1回高崎市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  本定例会におきましては、報告2件、承認1件、令和元年度高崎市一般会計補正予算をはじめ、令和2年度高崎市一般会計予算、高崎市副市長の選任同意、高崎市固定資産評価審査委員会委員の選任同意など、議案47件を上程させていただきましたところ、議員の皆様には熱心な御審議の上、御議決、御同意を賜りまして、誠にありがとうございました。この場をお借りいたしまして、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。  また、一般質問、各常任委員会、特別委員会におきましては、皆様方から多くの貴重な御意見や御指摘をいただきましたので、今後の市政運営に適切に反映させてまいりたいと考えております。  皆様方には、23日間本当に御苦労さまでございました。重ねて心から厚く御礼を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○議長(松本賢一君) これにて令和2年第1回高崎市議会定例会を閉会いたします。                                       午後 3時06分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和2年3月18日                              高崎市議会議長  松  本  賢  一                                 副 議 長  時  田  裕  之                                 議  員  中  村  さ と 美                                 議  員  長  壁  真  樹...